ネムノキ (合歓の木)

6月後半に、このネムノキが咲き始め、初々しくとてもきれいだった。今日は茶褐色の花柄がまつわりついて見苦しいが、蒸し暑くて息が詰まりそうな梅雨後半の曇天にちょうど合っているような気がした。ボリューム感のある葉群の薄暗い緑の上に、残っている花が伸び出しているのは悪くない。マメ科で、花柄の陰にすでに豆の鞘がいくつか見えている。
植物図鑑では「合歓」は漢名としか説明していないが、漢和辞典では、あい歓ぶこと、婚姻におなじ、などとしているので、夜に葉が合わさって眠ることからの連想なのだろう。
('06) 7月16日撮影 於多磨霊園
写真をクリックすると大きくなります
前へ 次へ HOMEへ
inserted by FC2 system