エサキモンキツノカメムシ (江崎紋黄角亀虫 :カメムシ目ツノカメムシ科)

白黄色のハート型で、見わけやすい。ミズキなどに産卵し、よく見かける普通種。普通じゃないのは名前が複雑怪奇に長いことだが、エサキは昆虫学者の江崎悌三の名前である。カメムシ目アメンボウ類の世界的権威だったそうだ(江崎悌三の情報はこちら)。ところが、エサキがなくて単に「モンキツノカメムシ」というのもいる。ハートのくぼみがなくて丸まった三角形となっていて、角の間(肩?)まで緑色になっているという。やはり、カメムシは難しい。
ハート型の下方に“小さなスペードがある”と思う人もあるだろう。この個体の場合はそうだが、こちらの模様はいろいろ変異があって一定しないようだ。

('08) 8月22日撮影 於野川
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