アオモンイトトンボ (青紋糸とんぼ交尾 :トンボ目イトトンボ科)

このあたりでポピュラーなイトトンボのひとつ。長さ3pほどで細く、こんなに小さかったか、と驚くような小ささ。子どものころの健全な視力がとらえた世界の印象とまるで違う。老眼のいまは気をつけて目をこらさないと、まるで見えない。
シッポに青いところがあるのが♂(露出オーバーで白っぽく写ったが、実際は澄んだ碧色)、下になっている茶色っぽいのが♀。♂は♀の首のところを尾の端で抑えて確保する。♂♀の交接器は、♂の腹の前部・♀の尾の端にあって、そこを接している。♂は尾端から精子を出すが、それを腹の前部の交接器に溜めておく。♀はそこへ自分の尾端を接して精子を受けとる。追加記事はこちら

('08) 9月5日撮影 於調布市
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