エビイロカメムシ (海老色亀虫 :カメムシ目カメムシ科)

茅の元気のいい葉っぱに掴まっている大きめの茶褐色のカメムシ。これをなぜエビイロというのか、不思議である。エビイロ・海老色は生の伊勢海老などの甲羅の色で、葡萄色に類する。辞書(大辞林)を見ると「エビカヅラ(ヤマブドウ)の実の熟した色、赤味を帯びた紫色」とある。ウィキペディアでは、ここに色見本がある。
ひとつのヒントは、エビイロカメムシの幼虫は、成虫とは似ても似つかぬ形・色で、ひらぺったいワラジ形で赤い線状模様がある(いい写真を写したら掲げます)。その幼虫の色からの連想かともいう。

('09) 6月9日撮影 於府中市
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