ナミハナアブ (並花虻♂とアワコガネギク :ハエ目ハナアブ科)

ナミハナアブ(たんにハナアブとも)はシマハナアブよりひとまわり大きいというが、野外ではあまりその差に気付かない。色彩や模様などもほとんど同一で、区別には十分な注意が必要。♂♀での違いもある。わからないときは無理に分けずに“ハナアブの仲間”としておくのが安全。
シマのところで述べたように、(a)顔正面から見たときの違い (b)腹の下面の黒班の違い の2点が明瞭な区別点となる。シマのときには(b)の例を掲げたので、今度は(a)の例を掲げます(こちら)。ナミの顔には黒い中心線がくっきりとあるが、シマには顔の途中までしかなく、全体により白っぽく見える。
腹下面よりも顔正面の方が撮影は容易であるので、写真で比較するカメラハンターには有望な区別点である。

('09) 11月6日撮影 於小金井市
写真をクリックすると大きくなります
前へ 次へ HOMEへ
inserted by FC2 system