コハンミョウ (小斑猫 :甲虫目ハンミョウ科)

昨年、コハンミョウが多数発生していたゲートボール場跡に通っている。シロツメクサが7割方の地面を覆い、残りの裸地に今年もコハンミョウとトウキョウヒメハンミョウが発生している。トウキョウヒメは草の中にも逃げ込むが、コハンミョウは裸地から裸地へ逃げるようだ。シロツメクサに腰をおろして静かにしていると、ハンミョウたちを楽に写すことができる。追い回すとどんどん逃げてしまう。
前翅の脇から白条が3本入りこんでいて、“上・下”は比較的短い。“中”が長く、曲線を描いてすこしかすれたりしながら最後は白斑に終わるが、曲線の描き方には個体差がある。トウキョウヒメは体が少し小さくて、赤味が強く、“上”の白条がない。そして、トウキョウヒメは草地や林の下草でも見つかる。

('10) 6月26日撮影 於小金井市
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