オオズクロメバエ (大頭黒目蠅 :ハエ目メバエ科)

ヤブカラシの花はアブ・ハチ類を写すのに絶好なので、野川の縁のヤブの上を覆っているヤブカラシのところでいつもしばらく止まってねらう。クロアナバチやクロバネツリアブが常連なのだが、それらに交じって、見馴れないメバエがいた。ムネグロメバエとちがって胸背−腹部が真っ黒に見える。頭がキイチゴのような色でふくれている。 ブログ四季綴りに、オオズグロメバエとあったので、やっと種名が判明した。
しかし「オオズグロ」というのは変だなあ、としばらく考えこんでいたが、「大頭/黒目蠅」と切って理解すべきだと考えることにした。だが、それなら「オオズ・クロメバエ」と発音すべきだな。(正規の和名はオオズクロメバエです。追加情報をここに少しおきました。)
針のようになった口、腹部の大きく尖った三角突起(♀で産卵具だという)など、不思議な体つきをしている。

('10) 8月4日撮影 於小金井市
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