ヨコヅナサシガメ (横綱刺亀の幼虫 ;カメムシ目サシガメ科)
成虫は2cmほどあり、大きいので“ヨコヅナ”の名が付いたのだろう。赤い部分があるのは幼虫で、成虫は黒い体に白縞があるだけになる。幼虫は集団をなして桜の木の洞などで越冬する。
東南アジアなど南方系の種で、昭和初期に九州まで分布を広げていたそうだ。関東に来たのが1990年代で、いまでは東京の桜の木などに、とても多い。この写真は多磨霊園のケヤキの樹皮で撮影。
('12) 11月14日撮影 於府中市
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