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第八巻 30
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笋賣

竹の子も
はちくとなるや
衣更

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図は孟宗竹であろう。淡竹(はちく)は孟宗の終わる頃盛んになり、あく抜きしなくてよい小さいたけのこ。なお、ネマガリタケは千島笹のタケノコで、東北・北海道地方などで食用に採られる。

中国原産の孟宗竹が琉球国を経て日本列島全体に広がったのは、江戸中期(元文三年1738)以降というのには驚く。他に真竹もある。真竹は日本列島自生といわれる。

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