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第八巻 77
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明治三十五年夏
新発明皮むき器械賣

「此器械にて大根胡瓜其
他のものを細工せんに
種の□板にイロニホヘの打印
を刻しあれ
圖面と見合せて
使用すれば
細形花形千六
きざみ白瀧等が即座に
出来る最も簡便にして
重宝調方此上もなき器械
而して定價金三拾銭の處
今晩 特の割引にて壱個
弐拾銭云々

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不明個所は「板」か。
「イロニホヘ」は、何らかの理由で「ハ」を抜いたのであろう。打印を読み誤り易いなどの理由か(ハと八など)。
いずれにせよこれは、晴風が実際に見て聴いて記録したのでなければ、書けない。

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