ゲッカビジン
(月下美人)
何年も前からのゲッカビジンの株で、毎年咲いている。2度咲く年もあった。ところが、この正月に霜にやられるという失敗をしてしまい、葉を半分以上駄目にしてしまった。一夏で回復し、たった一輪だが咲いた。サボテン科クジャクサボテン属(メキシコ原産)だそうである。現地では小型コウモリが花粉を媒介するという。そのためだろうが、強い芳香がある。わたしはその香りを「ホタルのにおいのようだ」と言うのだが、誰もホタルのにおいを知らず、賛同を得ていない。
夕方開き初めて、写真は8時40分頃でほぼ満開の状態。夜明けにはクタッとしてしおれてしまう。それを丸ごと細切りにしてお酢をかける程度でサラダ風にして食べるが、粘った液と豊富な花粉の香りがあってとてもおいしい。
('05) 10月4日撮影
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