ボケ
(木瓜の実、港区で“収穫”)
ボケの木はうちの庭にもあるのだが、実がなったことがない。ところが、仕事で港区の住宅街に出かけている女房が、ボケの生垣に実がなっていたのを“収穫”してきた。夏の頃から目をつけていたが、“どうも獲らないみたいなので戴いてきた”という。写真の一番大きいので直径5pほどで、小さめのミカンの大きさ。転がしておくと柚と見まちがえるかもしれない。
これを焼酎に漬けて1年もするとボケ酒ができる。琥珀色となり、香りがいいというのだが、わたしはまだ飲んだことがない。カリン酒は、近所のお寺や墓地から“収穫”してきて沢山漬けたが、ボケは、カリンのように果実の状態ですでに高い芳香があるのとは違って、特に芳香はない。なお、草ボケ酒というのもあるが、草ボケ(シドミ)はボケに似ている、より低木の類似種。こちらは、一度試飲したことがあるが、高雅な香りが印象的だった。
('05) 12月18日撮影
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