ハマボッス (浜払子)

払子[ほっす]は僧侶が儀式でもちいるハタキのような道具。獣毛や麻糸などをたばねてある。ハマボッスは茎が地上から分枝し、白い花をいくつもつけるので、その全体の様子を払子に見たてたものだろう。岩のあるような海岸に普通。茎は赤みがあり角柱状で、花の後は球形にいくつかの出っぱりがある独特の形の実を多数つける。高さ30〜40p。サクラソウ科。
数年前に“イタチ”を写したことのある海岸で撮影。しかし、今度は四つ足とは遭遇せず。
('06) 6月17日撮影 於和歌山県串本町
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