アサガオ (朝顔)

この数日カンカン照りの青空がひろがり、盛夏らしい暑さになってきた。ベランダの椿やツツジの鉢のすみっこに押し込んでおいた朝顔の種が成長して、花をつけ始めた。何年も継続して種から育てている朝顔で、ごく平凡な赤紫で丸咲きの小輪。でも、キリッとした清々しい気配は、いかにも夏の花らしい感じがする。朝顔は日本の夏の花の代表と言われるのも、もっともだ。
アジア原産で、遣唐使が種子を利尿剤などの薬として持ち帰ったという。中国では、朝顔の種で皇帝の病を直した褒賞に牛をもらい、それを引いて帰った故事により「牽牛子」というそうだ。ひるがお科。
('06) 8月5日撮影 於自宅
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