よく買い物に行く大型ストアの街道沿いの生垣に、カラスウリの花が付いているのは前から気づいていた。これは夜中に咲く花なので、昼間見ているのはしぼんだ状態だ。思いたって11時過ぎに自転車で出かけてみた。のびのびと咲ききっているというふうではないが、街道の向かい側のガソリンスタンドの照明のなかで、咲いていた。 接近してフラッシュを焚いたので、中心部は白くとんでしまっている。中心に黄色い花芯があるのだけど。芳香があると図鑑がいうので嗅いでみたが、弱々しいものだった。面白いことに、同じところにキカラスウリ(黄烏瓜)も咲いているので比べてみることができて、その違いがよく分かる。カラスウリよりも花弁の先の細裂が短く、繊細さに劣る。 |