コイ (鯉)

多摩川の関戸橋の下流で、大栗川が多摩川の右岸に合流している。その合流地点がとてもよい探鳥地点だという。ことにワシタカ類のマニアが通い詰める。多摩川の右岸堤防を関戸橋から下っていくと、1kmほどで堤防が突端となってとぎれている。小さな出城のような野鳥観察小屋があって、そこに十数名の中年男性がいて、てんでに巨大望遠レンズをつけたカメラを構えていた。学生風の青年ふたりが、若い人として目立つほどだった。「さっき、オオタカが出て、コサギを襲って食った」と教えてくれた。
大栗川の右岸(多摩川の反対側)は、ゴルフ場の高い崖が続いていて、いまは冬枯れた草と雑木に埋まっている。大栗川はそれほどきれいな水とは言えないが、合流点から1kmほど上流までは自然のままに任せてあって、大きな野ゴイが群れをなしていた。
('07) 2月22日撮影 於大栗川
写真をクリックすると大きくなります
前へ 次へ HOMEへ
inserted by FC2 system