コブシ （辛夷）
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この写真は、春先の林の中でときに感じる“何とうれしいんだ！”というようなヒラメキを表していて（と思っているのだが、違います？）わたしは気に入っているのだが、どうもこの花樹の名前がすっきりしないのである。実はわたしはコブシの花はもっと幅が広いものと思っていた。この写真のような幅の狭いのはシデコブシ（四手辛夷）というのだと思いこんでいたが、どうも、そういうものでもなさそうなのである。これは６弁だが、シデコブシはその倍のようだ。でも、コブシということにしておきます。 野川公園の柳はあおめき、ウグイスの声が聞こえていた。陽光にうながされて、ズボンをめくってまだ冷たそうな川に入っている男の子を何人も見かけた。これから一気に緑の季節に向かうのだろう。 |