ヒメオドリコソウ (姫踊り子草)

陽当たりのよいところだと、上の葉が暗い紫色に色づいて多数が一斉に並んで生えるので、独特の景観となる。草丈も20pほどで、小さくかわいらしい。花つきがそれほど良くなく、紫色の葉の間から、まばらに赤紫の花をのぞかせる。シソ科で、ヨーロッパ原産だそうだ。
明治中期に東京で記録されているのが日本侵入の最初という。あるサイトでは、本州では近ごろひろがってきたが、四国にはまだ入っていない。小豆島では見かけたと書いている。蟻が種子を運んで分布を拡げるという。
('07) 3月24日撮影 於多磨霊園
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