この日、野川沿いの道に出て直ぐ気がついたが、灰色のピョンピョン草の間を跳ねるようにしているチョウが、沢山いた。草の間にいるので写すのはなかなか思うにまかせないのだが、ジャノメチョウの仲間であることは分かる。翅を立てて裏を見せてとまるのもいるし、翅を開いてとまるのもいる。写す方としては都合がいい。 じっくり見ると、とてもきれいなチョウだ。江戸小紋を連想する。表翅もアップしたのでこちらを見て欲しい。表もとても美しい。後翅にならぶ2連の蛇目が判定の決め手となる。この蛇目がひとつのはウラナミジャノメといい、かなり稀少種らしい。 |