ジョウビタキ （尉鶲 雄♂）
|
もうそろそろジョウビタキも北へ帰るころだろう。野川べりのよく分枝した桑（？）の枝の間に、隠れるようにしてジョウビタキの雄がいた。秋に来たばかりの頃はさかんに鳴いていた「ヒッヒッ」の声はほとんど出さず、よく聞きとれないグゼリめいた声を出していた。写真で嘴がすこし開き気味なのは、グゼリのせいだと思う。 いちばん普通のヒタキの意味で「常鶲」だと思っていたが、雄のみごとな銀色の頭を見ると、「尉鶲」（「尉」は能の老翁）の字もふさわしく思える。 |
写真をクリックすると大きくなります