キツネアザミにツマグロヒョウモン (狐薊に褄黒豹紋♂ :チョウ目タテハチョウ科)

スマートな感じにスッと花柄をのばす優しげなアザミが、4月から今ごろにかけて目につく。花の色も赤紫のいかにもアザミらしい色である。ところが、このアザミはトゲがまったくないので、“だまされたと思って”葉を握ってみて欲しい。それでキツネアザミの名がついたのだそうだ。でも、もう花の盛りは過ぎたようで、多磨霊園では綿毛になっていた。
ツマグロヒョウモンは4月下旬から目にしているが、どうも、雄♂ばかりのように思う。わたしだけのことだろうか。今シーズン、“端黒”の雌♀をまだ目にしていない(♂は単なる豹紋で、♀は端黒になっている)。

('08) 5月6日撮影 於野川・大沢緑地付近
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