アオダイショウ (青大将 :背索動物門爬虫綱ナミヘビ科)

数日荒れ模様の天候が続き、雨量もかなりあった。その雨が上がった午後、野川沿いの道を自転車で走っていて、驚いた。大きなアオダイショウが横たわっていたのである。3mほど手前で自転車を止め、リュックからカメラをだそうと、慌てた。そいつはまったく健全な状態で(はじめ車に轢かれた死体かと思っていた)、ユルユルと道を横切りだした。そこに、娘さんが自転車でさっそうと走ってきた。娘さんはヘビに気づいていなかったようで、アオダイショウの尾のちかくギリギリを走り抜けた。彼女は小さく「アッ」と声をだした。
アオダイショウは急にスピードを上げ、草むらに隠れ、野川へ降りていった。カメラの用意ができたわたしは草の斜面を走り下り、幅20pほどのコンクリートを横切るのを待った。頭を写せたのはわずか2枚しかなかった。
東京でアオダイショウを目にしたのは実に久しぶりだ。太っていて、青緑色がはっきりしていて、体長は2mちかくあった(かな?)。

('08) 5月20日撮影 於野川
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