今シーズン初めてのヒメジャノメだった。日陰の下草にいて、動くときはチラチラとあんがい素速いのだが、止まるとゆっくりしている。翅を閉じていることが多いように思うが、このときは、しっかりと開いて表翅を見せていた。コジャノメと似ていて、表翅だけではわたしには区別できない。裏翅の斑点の数をかぞえたりする。図鑑では、「コジャノメは山あいのかなり暗いところにいて、見た目にもずっと黒い」としている。 これらをフラッシュなしでしっとりとした質感を出して写真にするのはなかなか難しい。まずピント合わせやシャッター・チャンスに気をとられて、なかなかそういうところまで気がまわらない。 |