日影沢の入口に木道があるので歩いてみた。立派な木道なのだが利用されていないようで、落葉や苔が付いていてわたしには好都合。木道の手すりに“糸トンボ”(子供のころ、腹の細いトンボはみんな糸トンボと言っていた)がいた。そこだけ陽光が差しており、彼はなにか理由があってそこにいるのだろうが、まるでハイライトを浴びた舞台俳優のような写真になった。 カワトンボ♂の普通の姿は「茶色の翅と白い体」だと思うが、この写真のように透明な翅の個体もある。翅端に赤斑がついている(写真では分かりにくい)。雌は透明な翅で翅端に白斑がある(カワトンボ♂茶翅・♀の写真はここ)。 |