ミズイロオナガシジミ (水色尾長蜆 :チョウ目シジミチョウ科)

さわやかな感じの白色の地に、薄墨でいたずらに線を引いたような変わった模様。尾の付け根ふきんに橙斑がふたつある。白黒だんだらの脚がおしゃれだし、尾長もかっこいい。わたしはいまだ表翅を開いたのを見たことがないが、水色ではなく、黒灰色ないし黒褐色だという。白色の地が薄く水色がかって見えること、翅縁ちかくに水色が現れていること(個体差がかなりある)、などからミズイロと命名したのだろうとわたしは思っている。
コナラ・クヌギ林などで発生し、ゼフィルスでもっとも普通に見られる、とされる。わたしのフィールドはコナラ・クヌギが多く、幸いに今年はたくさん見ることができた。ここにも、写真を掲げた。

('08) 6月1日撮影 於浅間山公園
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