さわやかな感じの白色の地に、薄墨でいたずらに線を引いたような変わった模様。尾の付け根ふきんに橙斑がふたつある。白黒だんだらの脚がおしゃれだし、尾長もかっこいい。わたしはいまだ表翅を開いたのを見たことがないが、水色ではなく、黒灰色ないし黒褐色だという。白色の地が薄く水色がかって見えること、翅縁ちかくに水色が現れていること(個体差がかなりある)、などからミズイロと命名したのだろうとわたしは思っている。 コナラ・クヌギ林などで発生し、ゼフィルスでもっとも普通に見られる、とされる。わたしのフィールドはコナラ・クヌギが多く、幸いに今年はたくさん見ることができた。ここにも、写真を掲げた。 |