ミドリシジミ (緑蜆 :チョウ目シジミチョウ科)

水辺のハンノキ(榛の木)に6月に発生するゼフィルスで、輝くような空緑色にあこがれて愛好者が多い。これは雄♂の表翅の色。閉じた裏翅も引きしまった白線と赤橙色の斑、それに黒い尾が魅力的だ。自然観察園の中に数本のハンノキがあり、この1,2週間は何人かのマニアが連日カメラをぶらさげて来ていた(わたしもその1人)。
どういうタイミングで表翅を開くのか分からないので、この写真もまったくの偶然である。手近に来て止まることさえ稀なのに、足元近くに来て1,2分間のあいだ、移動しながら、しばしば開翅した。見る角度で輝きが異なる。別掲写真も見てください(ここ)。

('08) 6月15日撮影 於野川公園自然観察園
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