リスアカネ (リス茜 :トンボ目トンボ科)

いわゆる“赤トンボ”はアキアカネが代表種だが、それ以外の赤トンボも案外身近にいる。ちょっと気をつけると色々の種類の赤トンボを見ることができる。
リスアカネを決定するポイントは、翼の先が茶色く染まっていること、腹が赤くなるが胸は茶色であること、尾の先(「付属器」という)がスッとまっすぐに終わっている(たとえばコノシメトンボはピュッと上向きの反りがある)の3つ。
「リス」は19世紀から20世紀30年代にかけて活躍した、スイスのライナウ生まれのトンボ学者F.Risにちなんでいる。栗鼠と誤解するので、いい和名じゃないですね。学名は「Sympetrum risi risi Bartenef, 1914」は「risi」と入っている。Ris+i(接尾-iは人名に由来している種名、亜種名であることを表す学名規約)。コノシメとリスの違いを示した図をかかげた(ここ)。

('08) 9月14日撮影 於野川
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