エントツドロバチ (煙突泥蜂 :ハチ目ドロバチ科)

浅間山を一周しおわり、帰るつもりで駐輪場の上の階段に腰をおろして、望遠付きカメラをリュックに仕舞おうとしていたら、目の前に、橙色の帯が目立つ黒いハチが来た。2,3m先のコンクリートの上である。あわてて、カメラを構えたが、3枚しか撮れなかった。フッと飛び去ってしまって、行方を見失った。これが、あこがれの狩人蜂の初めての映像。
特徴ある模様から、エントツドロバチであることは容易に決定できた(約2p)。おそらく、泥ダンゴ作りのための泥を物色に来ていたのだろう。蛾の幼虫を捕らえそれに卵を産みつけて、泥製の巣の中に置く。その巣の制作途中にエントツ状の筒ができるので、この名前がある(オオカバフ[スジ]ドロバチは旧名)。自分の食べ物は花の蜜だそうである。正面からの写真など、追加の情報はこちらをどうぞ。

('09) 6月11日撮影 於府中市
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