エリザハンミョウ (エリザ斑猫 :甲虫目ハンミョウ科)

野川の遊水地に昨年秋にできた“トンボ池”なる径10mほどの池がある。赤土を掘りくぼめただけの池で、水草の類は今は何もない。泥色の水が溜まっていて、大きな黒い鯉がときどき尾を見せ水音をたてる。周囲は牧場の柵のような丸太の柵が取り囲んでいる。その柵に沿った赤土の裸地にこのハンミョウが無数にいる。草書体のような不思議な白線を七宝細工の色合いの背中に描いている。その模様でエリザハンミョウと知れた。
6月の太陽に照りつけられながら、粘って、やっと彼らに対してマクロ撮影ができるようになった。写真は水際のぬかるみで小生物をねらうエリザハンミョウ、体長約1.5p

('09) 6月23日撮影 於小金井市
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