マルボシヒラタヤドリバエ (丸星平田寄生蠅 マルボシハナバエともいう :ハエ目ヤドリバエ科)

オトコエシの花に、1p足らずで、球状の黄土色の腹に菱形黒斑がつながり、翅を開いて止まるハエが、何匹も来ていた。よく目立つし、姿に愛嬌がある。種名はすぐわかったが、専門家も参加しているレベルの高い双翅目サイト「一寸のハエにも五分の大和魂」には、ヤドリバエ科を写真だけで同定することは、少数の例外を除いて、不可能であると書いてある。その例外の3種のうちのひとつがこのマルボシヒラタヤドリバエだった。あまりに名前が長いので、マルボシハナバエの別称ができたのだろう。
写真のは♀で、黒斑が楕円状に分離しているのもあるが、そちらが♂らしい。

('09) 9月8日撮影 於小金井市
写真をクリックすると大きくなります
前へ 次へ HOMEへ
inserted by FC2 system