ミスジミバエ (三条実蠅 :ハエ目ミバエ科)

目が青く、身軽に良く動くきれいなハエ。翅は透明に見えるが、前縁部に黒線が入っている。尻が伸びているので♀である。黒い地で、胸背に3本の白線があるのでミスジミバエであることがすぐ分かった(写真では2本しか写っていない)。
ミバエは「ウリミバエ」がウリ類の害虫として有名だが、このきれいなハエはその仲間。これも幼虫がナス・キュウリ類を食害するそうだ。関東以南に分布し、体長8oほど。なお、ウリミバエは東南アジア、アフリカ、ハワイに分布し、大正末期に沖縄地方(北は奄美大島まで)に侵入したが、1993年に沖縄地方では絶滅せしめた。

('09) 8月9日撮影 於小金井市
写真をクリックすると大きくなります
前へ 次へ HOMEへ
inserted by FC2 system