メスアカケバエ (雌赤毛蠅 :ハエ目ケバエ科)

赤い背中が最初に目に入った。ツヤのある赤橙で、じつはこれが♀であり、“メスアカ”の名の由来であることは調べてから分かった。♀はお腹も赤橙のとても目立つ色をしている。下にいるまっ黒のが♂。♂・♀ともに体長1pほどで、この種の虫のなかでは大きい方だと思う。色合いも大きさも印象に残るカップルだった。
彼らはジュズダマの枯茎のてっぺんに掴まっているのだが、風に吹かれていてピント合わせが難しい。交尾中はだいたい静止していて撮影のチャンスなのだが、この初めて見たメスアカケバエ(写しているときはまだ名前を知らない。が、初めての種だという興奮のなかで撮影している)は、生物紹介になるような全面ピントが来ている写真にはならなかった。

('10) 4月9日撮影 於三鷹市
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