シロヘリクチブトカメムシ (白縁口太亀虫 :カメムシ目カメムシ科)

大きめのカメムシ(1.5cmほど)で、くっきりとした両サイドの白線が印象的。両肩も突っ張って、とても“カッコイイ”感じのカメムシ。図鑑によると南方系のカメムシとしてある。10年ほど前にすでに関東地方まで北上して来ていたようだ。
ヨトウ蛾の幼虫を補食するので、農業益虫として注目されており、「マレーやインドでしばしば多発することから、これらの地域では早くから天敵として注目され、その研究史や捕食数についてはすでにかなりの報告がある」という(植松秀男2006「捕食性天敵シロヘリクチブトカメムシの増殖能力と捕食量について」)

('10) 11月2日撮影 於小金井市
写真をクリックすると大きくなります
前へ 次へ HOMEへ
inserted by FC2 system