ヨツボシヒョウタンナガカメムシ (四星瓢箪長亀虫 :カメムシ目ナガカメムシ科)

カヤの枝に黒いカメムシがいた。約6〜7mm。胸部あたりの形から「ヒョウタン」と名が付くカメムシのグループがあるが、そのひとつ。ヒョウタンのすぐ下に黄白の斑点が4つ並ぶ。写真では中央の2点が見えているが、注意すれば両脇に一つづつ写っているのもわかる。実物では4点が並んでいるのはよく判るので、種の判定がつきやすい。一般にカメムシでは、成虫に脱皮した直後は赤味が強く、だんだんと黒くなっていく。この個体は、そうとう黒くなっている。
わたしのフィールドではエノコログサなどの穂についているのをみかけるが、イネの穂について「斑点米」の原因となるので、農業害虫とされる。

('10) 11月8日撮影 於府中市
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