ウシカメムシ (牛亀虫 :カメムシ目カメムシ科)

体長1p弱の分厚い感じのカメムシ。胸部の左右へのでっぱりが牛の角をイメージするところからついた名前なのだろうが、とても分かりやすい命名である。模様も独特だ。日当たりの良いケヤキの南側の樹皮表面に止まっていた。日向ぼっこに出てきて、じっとしているという感じに見えた。
ウシカメムシは、この付近では秋口からときどき見かけていた。真冬のこの時期には虫をほとんど見かけなくなるので、公園の木の表面をていねいに見て歩き、それでも虫がまったくいなければ“ケヤキの皮むき”でもしようか、などと考えていた。そういうときにこいつに出合ったので、ちょっと驚いた。感動した。

('11) 1月20日撮影 於小金井市
写真をクリックすると大きくなります
前へ 次へ HOMEへ
inserted by FC2 system