シロハラ (白腹 :スズメ目ツグミ科)

笹の斜面で枯葉を掻く音がしているのを、静かにうかがっていると、やがてシロハラが姿を見せた。日差しの中へ出て来るのを待って、シャッターを切る。
シロハラといわれるように胸のあたりは白いが、この写真の脇腹は少し白すぎた。色彩のコントラストが出ていないが、日光のなかにいるせいだろう。目のまわりの黄色い輪に特徴を感じる。シロハラは冬の間は単独で行動し、潅木の下などにいることが多く、孤独で控え目な鳥の印象がある。ツグミの方が明るい性格の鳥である感じがする。人間の勝手な感じ方であろうが。

('11) 2月3日撮影 於府中市
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