マグソコガネ (馬糞黄金 :甲虫目コガネムシ科)

野川の岸がいくらか広い草地になっているところに行き、日向ぼっこをしながら、水辺にどんな虫がいるの探した。結局、ほとんどハエ類ばかりであることを知った。はじめてチョウバエを写したが、野川もよく見るとかなり下水である。
腰をおろしている草の間に、小さな甲虫がいた。5mmほどですぐ草の根元に潜ってしまい、写真に撮りにくい。仕方なくつまんで手の平に乗せて、撮った。茶色の模様があり、触角がコガネムシ類の形をしている。元気がよく活発で、指の間に潜ろうとしたり、少しもじっとしていない。このあとすぐ、飛び立っていった。
マグソコガネであることは調べてすぐ分かったが、わたしはこのポピュラーな名前のコガネムシについて、はじめて知って驚いたことが二つある。まず、上に言うように実に小さいこと。もう一つは、冬場に川原などによく出てきて、犬の糞などに付く、ということである。なお、色違いで、真っ黒のものもいるそうだ。

('11) 2月27日撮影 於三鷹市
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