野川の川べりで今春はじめてビロードツリアブを見た。例年に比べて10日は遅いように感じる。東日本大震災のせいで探虫に出る回数が少なくなっていることもあるが、とても寒い3月だったのが主要な理由だとおもう。 このツリアブは葦の切り株に止まってしばらく動かなかったのだが、長い口吻をのばして切り株の上端を探っているらしかった。口吻の先端が二またに分かれていて、それで挾むような動作をしていた。水分を吸おうとしているのだろうか。 ビロードツリアブを見ると、春の虫の季節が巡ってきたことを感じる。モンシロチョウも見かけた。 |