ミズギワカメムシと同じ小流でみつけた。湿った泥壁などをミズギワカメムシとおなじように這って移動していた。メミズムシの方がひとまわり大きいように見える、約5mm。水色の斑点がある(写真の左翅縁の褐色部はキズのようだ)。湾曲した複眼が大きい。ミズギワカメムシも複眼が大きいが、翅末のほうに茶色の部分があるが、メミズムシにはない。とはいいながら、この両種はよく似ている。 カメムシ目メミズムシ科は日本では1属1種だそうだ。「湿った地表にすみ、追われるとジャンプや、短距離の飛行によって逃げる」(『動物大百科 昆虫T』)。 |