クヌギカメムシの仲間に類似種が3つあり、クヌギカメムシ・ヘラクヌギカメムシ・サジクヌギカメムシの3種をこの写真からは区別できないのだそうだ。 公園のクヌギ林の下を厚い落葉の層をかきわけるようにして歩いていると、黄緑色を保っているクヌギカメムシが樹木表面によく目に付く。脚が赤くなっている。腹を強烈にふくらませた産卵直前の♀も見かけた。樹皮のシワのくぼみに卵は産みつけられる。 鮮やかな緑色の6,7月の成虫より、12月の冬の雑木林のほうがクヌギカメムシを目にするように思う。わたしの探虫のスタイルにもよるのだろう。 |