『カメムシ図鑑』に「ミヤマカメムシ」と「ミヤマカメムシの一種」が別々に掲げられているので、ネットで検索していると混乱してしまう。後者は里山や平地にいる類似種なので、“サトミヤマカメムシ”とでも名付けてくれればいいのにと思う。わたしはそれらの相違がよく分からないので、両者を混ぜてミヤマカメムシと言うことにしている。 茶と焦げ茶の複雑な模様で、体全体が丸っこく、小楯板が幅広く丸い。極端に言えば小楯板が“丸い角の長方形”のような形である。体長は6mmぐらい。わたしのフィールドでは、雑木林で秋になると見かける。平地の公園なので「ミヤマカメムシの一種」としておく。 |