イチゴハナゾウムシ (苺花象虫 :甲虫目ゾウムシ科)

野川の川岸のところどころに野茨の大きな株があり、今頃の時期は高さ2〜3mもある株全体が白い香り高い花に包まれて見事だ。花や新芽のあたりに、黒く小さいゾウムシがよく見られる。3〜4mmの体長なので肉眼ではよく分からないが、ゾウムシらしいいい形をしている。白毛がまばらにあって、上翅後部に黒斑をつくっている。
イチゴやバラの害虫として有名らしく、ネット上の情報はその方面のものも多い。写真の野茨の花弁に穴をあけたのも、おそらくこいつの仕業だろう。

('12) 5月17日撮影 於小金井市
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