アシブトコバチの一種 (脚太小蜂 ;ハチ目アシブトコバチ科)

体長4mmほどの黒いハチ。階段の丸い金属棒の手すりにいた。金属棒表面の一部に着いている何かに興味があるらしく、触角をさかんに動かして触れていた。
PCで拡大して調べて、後脚が異常に太いこと、頭部から胸に点刻が強くあること、頭部が二つの尖った三角形に分かれている特異な形であることなどが分かった。アシブトコバチの一種であろうと見当をつけ、ネット上を調べていて、前にも参照したことのあるブログ「明石・神戸の虫 ときどきプランクトン」の「コオニアシブトコバチ」の素晴らしい写真に類似していることに気づいた。頭部が二つに割れているところを「オニ」と表現したのだろうが、私が撮したのもこの仲間であるとして良いだろう。だだし頭部の形、白毛が目立つことなどいくらか違うかもしれない。この複雑な体形を理解してもらうために、拡大映像2枚目に、異なる角度からのを追加した。

('12) 7月22日撮影 於府中市
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