ジュウジナガカメムシ (十字長亀虫 ;カメムシ目ナガカメムシ科)

野川沿いに流水量の観測機器が置いてある金網の囲いがあるが、その囲いをヤブカラシが密生して覆っている。そこにジュウジナガカメムシが発生していた。何重にも重なった葉の中に、混みあったこの大集団が乗っている葉が何枚かあった。そこ以外にも、金網の鉄枠の上にも面をなして大集団を形成していた。
このジュウジナガカメムシたちがどのように散らばっていくのか、ひと晩で大集団が無くなるのかどうか関心があったので、数日間続けて通ってみた。鉄枠の方は3日目には見えなくなったが、葉群の中の集団は徐々に拡散していくらしく、わたしが気づいてから4日目にもまだ写真のような集団はいくらか規模が小さくなっているようだったが残っていた。

('12) 9月28日撮影 於小金井市
写真をクリックすると大きくなります
前へ 次へ HOMEへ
inserted by FC2 system