カツオゾウムシ (鰹象虫 ;甲虫目ゾウムシ科)

体長は10〜12mmでやや大きめのゾウムシ。赤褐色の粉を全身に帯びているが、粉は落ちやすく落ちると黒色になる。口吻から落ちはじめ、頭から背中の中心線ふきんが黒くなっているのをよく見る。この個体は新鮮な個体であるらしく、口の先まで粉が着いている。ミゾソバの葉の上にいるのを撮影した。本種はタデ類に多い。
なお、なぜ“カツオ”なのかだが、わたしはこいつの体形や粉の落ちかかった様子が鰹節を連想させるからだと思っている。

('12) 10月9日撮影 於小金井市
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