前のチャバネセセリを写した頃は、野川近辺でもっとも多いのはイチモンジセセリだった。ところが、このところどうもチャバネセセリが多くなっているような気がする。気がするだけで、わたしが写すセセリチョウがたまたま何回か続けてチャバネセセリだった、というだけのことなのだが。 普段わたしは蝶や蛾をねらわないが、たまたま彼らがおあつらえ向きというような位置に来ると“折角だから”というノリで写す。視力が頼りなくなって、チャバネ・イチモンジ・ミヤマチャバネなどのセセリチョウはカメラの映像で確かめないと分からない。それで写してみると、この頃はチャバネセセリのことが多いのである。たんに、秋になって増えたということなのかも知れない。 |