アキニレの数十本がすらりと空に伸びているところがある。探鳥家はマヒワが来る木として注目しているそうだ。アキニレの樹皮は径数cm〜10cmほどの薄い鱗片がびっしりと並んでいるので、「皮むき」を試してみた。あまり率はよくないが、越冬中の虫が入っている。 3〜4mmの茶色な甲虫が出てきた。肩の辺りと上翅の中ほどと2列に黒斑点が並んでいる。顔を伏せていて様子が分からないが、アカアシノミゾウムシなどに似ている。図鑑でニレノミゾウムシにすぐ行き当たった。黒斑点は変異がかなりあるそうだ。横向きの写真はこちら。 |