アカアシノミゾウムシ (赤脚蚤象虫 :甲虫目ゾウムシ科)

これも“ケヤキの皮むき”の常連。黒いのと赤いのと混ざって並んでいることも多い。写真は頭部が黒い。体長は3〜4mmで、冬眠スタイルで顔を伏せてジッとしているところ。後脚が太く、これでピンと跳んで逃げる。ノミゾウムシの名前の由来だろう。
ケヤキなどの害虫として挙げられるが、「幼虫,成虫は,ともに葉脈を網目状に残しながら食害し、季節外れに紅葉したように見え,一見して公害にも見える。被害を受けた木は枯れることはないが,美観を損ねる」などとかなり手厳しく書いてある。 これは宮城県の「樹木の病害虫」というサイト。

('12) 1月17日撮影 於府中市
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