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第三巻 46
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法印

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【法印 ほういん】
もともとは僧位の最高位を表す。中世・近世には、僧侶に準じて仏師・絵師・連歌師・医師などにも与えられた称号。 さらに、山伏や祈祷師の俗称ともなった。

原画は「江戸職人歌合」の「山伏」である。

この同じ原画を晴風は『街の姿』では「さんげ/\」と題して使っており、
さんげ/\は法印の種類にて、短き釈杖を鳴らし祈祷の文を節付せしを唱名して銭を乞う。歌祭文に似たるもの也
と解説を付けている。

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