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第三巻 56
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三笑亭可樂

落語家鼻祖なり
一歩線香即席
咄しとて興行せし
此可樂に起る今の
隆盛を極めしとぞ

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初代三笑亭可楽(安永六年1777 ~ 天保四年1833)。初代可楽は「一線香即席咄」で売り出した。「一歩」は「一分」、1寸の1/10で、約3mm。
線香が1分燃える間に、即席咄をひとつ語った。

崋山「一掃百態」に原画がある。これ
ただし、「一掃百態」では落語家であることは分かるが、初代可楽であることは分からないと思う?


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